人気ブログランキング | 話題のタグを見る

歩々清風

inryouzan.exblog.jp ブログトップ

成道会

成道会_a0133859_12050763.jpg
「あかあかと 明けゆく空や 成道会」

12月8日は成道会
仏教の開祖釈迦が長い苦行をやめ、尼連禅河のほとり
菩薩樹下で坐禅瞑想され、12月8日早暁、明けの明星を見て
悟りを開かれました。
「奇なるかな奇なるかな、一切衆生悉く、智慧得相を具有す。
ただ妄想執着あるを以っての故に証得せず」
釈迦は悟りによる教えを人々に説くべきか悩まれましたが、
人々の苦しみを救いたいとの願いから、坐より立ち上がられ、
インドの大地へと一歩を進み出されました。

「出山釈迦図」
賛は斗室、敬冲文憧(濟松寺12世徒)
画は鉄心居士内田宗太郎(山岡鉄舟門弟)

# by saisyouji | 2025-12-13 12:18 | 日記

雁(かり)

雁(かり)_a0133859_08135554.jpg
「けふからは 日本の雁ぞ 楽に寝よ」(一茶)
江戸時代の俳人、小林一茶の句です。
極寒の北の国(ロシア、シベリア)からはるばる
越冬の為、艱苦(カンク)に耐えながら渡来する雁を
詠んだ一句
「おーい雁よ 長旅おつかれさま もうここは 安全な国日本だよ
安心して ゆっくりおやすみ」と呼びかけているかのようだ。
恵まれない我が身を投影させたのであろう。
雁に対する、一茶のやさしい思いやりのある心づかいが、
ひしひしと伝わってくる。
この句の画賛は、円覚寺派前管長 足立慈雲老大師の
筆によるものです。

# by saisyouji | 2025-11-14 11:25 | 日記

酔芙蓉

酔芙蓉_a0133859_23261269.jpg
「酔うにつれ 饒舌となる 酔芙蓉」
今年植えた酔芙蓉がようやく花を咲かせた。
気温が低くなってきたのか、色の変化は見られない。
酔芙蓉との出逢いは平成19年の7月初めのことであった。
鎌倉の円覚寺へ伺った折、帰りに門前の東慶寺に正道和尚を
訪ねた。玄関先に芙蓉があり、花はまだ咲いてはいなかった。
和尚は「この芙蓉は酔芙蓉といって、朝に白い花を咲かせ
昼から夕方にかけて、徐々に淡いピンク色から紅色へと
色が変わっていく。その色の変化が酒に酔って顔色が
変わる様子に似ているので、酔芙蓉というのだ。」と
にっこり笑いながら説明してくれました。
今初めて咲いた酔芙蓉の花を目にすると、
あの時の和尚の笑顔が花と重なって思い出されてくる。


# by saisyouji | 2025-11-01 23:35 | 日記

曼殊沙華

曼殊沙華_a0133859_15051987.jpg
曼殊沙華_a0133859_15152464.jpg
「赤々と 墓前に咲きし 曼殊沙華」
彼岸がすぎ、すごしやすくなってきた。
訪れる人のない墓の前に供えるかのように
赤い曼殊沙華が咲いています。
”忘れないでね”と

金子みすゞの詩「曼殊沙華」の一節
「地面(ぢべた)の下に棲む人が線香花火をたきました
 あかいあかい 曼殊沙華(ひがんばな)」

# by saisyouji | 2025-09-28 15:12 | 日記
line

東京 臨済宗妙心寺派 濟松寺のブログです。お寺の日常や坐禅会の紹介をしています       住職:岩田文隆


by saisyouji
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31