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by saisyouji
| 2026-01-01 00:00
| 日記

12月に入ってから侘助の白い花が次々と咲き始めた。
庭のすみ、木々に囲まれ小さい可憐な純白の花
ひっそりと控えめで気品がある。
20年以上前のこと、伊賀上野の妙華寺博道和尚が挿木して
育てたものを送ってくれました。
この侘助、親木は芭蕉翁門下の岡本苔蘇(たいそ)が
境内に植えたといわれる由緒があり、歴史の重みを
感じさせる侘助です。
苔蘇の句「雪汁や 蛤いかす 場(にわ)のすみ」(猿蓑)
芭蕉の句(於 苔蘇邸)「花を宿に 始め終り也 二十日ほど」
(笈(おい)の小文)
「侘助が 落ち葉の中に 埋もれてる
あたたかそうね おやすみなさい」(桂子)
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by saisyouji
| 2025-12-23 10:08
| 日記

12月8日は成道会
仏教の開祖釈迦が長い苦行をやめ、尼連禅河のほとり
菩提樹下で坐禅瞑想され、12月8日早暁、明けの明星を見て
悟りを開かれました。
「奇なるかな奇なるかな、一切衆生悉く、智慧徳相を具有す。
ただ妄想執着あるを以っての故に証得せず」
釈迦は悟りによる教えを人々に説くべきか悩まれましたが、
人々の苦しみを救いたいとの願いから、坐より立ち上がられ、
インドの大地へと一歩を進み出されました。
「出山釈迦図」
賛は斗室、敬冲文憧(濟松寺12世徒)
画は鉄心居士内田宗太郎(山岡鉄舟門弟)
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by saisyouji
| 2025-12-13 12:18
| 日記

江戸時代の俳人、小林一茶の句です。
極寒の北の国(ロシア、シベリア)からはるばる
越冬の為、艱苦(カンク)に耐えながら渡来する雁を
詠んだ一句
「おーい雁よ 長旅おつかれさま もうここは 安全な国日本だよ
安心して ゆっくりおやすみ」と呼びかけているかのようだ。
恵まれない我が身を投影させたのであろう。
雁に対する、一茶のやさしい思いやりのある心づかいが、
ひしひしと伝わってくる。
この句の画賛は、円覚寺派前管長 足立慈雲老大師の
筆によるものです。
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by saisyouji
| 2025-11-14 11:25
| 日記






