椿ともみぢ
「前庭の 椿日差しに 光ってる 空をまっすぐ カラスがよぎる」(桂子)
「紅(あか)白と 粧(よそほ)ひ顔の 椿かな」
「庭前に 白く咲いたる 椿かな」(鬼貴)
江戸前期、芭蕉と東西を競った関西の俳人の句
「趙州因みに僧問う如何なるか是れ祖師西来意州云く庭前の
栢樹子」の公案を念頭に置いての句と云われている。
彼岸が過ぎてから春を通り越していきなりの夏日
枝垂桜は例年より遅れて咲いています。
他の桜はこれからです。
もみぢの新芽、緑と赤のコントラストが
日差しに映えてきれいに庭を彩っています。
「赤みどり 新芽かがやく もみぢかな」
by saisyouji
| 2024-04-01 13:00
| 日記