

昭和29年(1954)岐阜の小学校を卒業
4月の初め上京、18世和尚の学徒となった。
庭の桜が満開だった。今でもその時が思い出される。
戦災から9年。大きな樹木もなく、只この桜だけが
とくに目立っていた。
年々大きく生長、花の季節は華やかであった。
年月が経ち、老木となり、幹に洞(うろ)が出来、
樹勢も衰え倒れそうで危険なので伐採した。
その切り株から新芽が伸び、武者立ち風に生長、
僅かな花が咲き始めた。
今年も又(花が)咲いた。年々花が多くなった。
短い花の命、今はもう散りかかっている。
#
by saisyouji
| 2025-04-07 20:13
| 庭






